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多彩なアンティパストとイタリアワインで楽しむ
イタリアン・ホームパーティ!


イタリアワインの楽しみは、おいしい料理があってこそ! 
仲間が集まって、とびっきり賑やかに、陽気におしゃべりしながら、お気に入りのワインとともに手作りの料理をいただく……それがイタリアンの真骨頂!
そうした素敵で気軽なイタリア風ホームパーティを楽しむための本格イタリアン・アンティパスト、そしてぴったりのイタリアワインをご提案する「イタリア料理とワインの講習会」が、明治屋クッキングスクールにて開催されました。日本を代表するシェフ岩月明氏によるお料理講習と実習、そして明治屋ワインクラブ益子高明ワインアドバイザーのワイン講座とテイスティングという特別講座です。そのとっておきの本格レシピとおいしいワインとのマリアージュをみなさまにもご紹介。ぜひ、おしゃれなイタリアン・ホームパーティをお楽しみください!


料理にベストマッチのワイン選び


よく魚には白ワイン、肉には赤ワインを合わせるといわれます。これは一般的に魚料理には柑橘系やハーブ類を加えたほうがおいしくなり、肉料理にはスパイスを加えた方がおいしいという調理法と同じく、白ワインのもつ柑橘系やハーブの爽やかな香り、赤ワインがもつスパイシーな香りに共通することから相性がよいとされるのです。その意味で基本の組み合わせ方ではありますが、必ずしもすべてに当てはまるというものではありません。多くの例外もあるのです。
例えば、和牛霜降り肉のステーキは、質が高ければ高いほど脂の割合が多くなりますので、塩・こしょうの味付けのみでいただく場合、赤ワインよりはむしろボリューム感のある白ワインの方が良く合います。またとんかつの場合、塩やレモンで食べるなら白ワイン、ソースをかけて食べるなら、ソースのスパイスの要素が影響するため赤ワインがマッチします。このように調理による味付けとワインの特徴との接点をイメージしながら、ワインを選ぶことが大切なのです。ぜひ料理もワインも互いのおいしさを引き立て合う、ベストマッチをいろいろ探究してみてください。
また値段の高いワインほどよいとは一概に言えません。値段の高いワインとは、確かに原料のぶどうや製造方法にこだわり、香りや味わいの面で個性がはっきりしています。その強い個性によって合う料理が限定されるものもあるのです。ですから値段の高いワイン=おいしいワインではなく、いちばん大切なのは、値段に関係なく好みのワインをみつけることです。そしてワインを選ぶ際には、遠慮なくお店の方に「こんな料理に合うワインはどれか」ということを具体的に聞き、いろいろなワインと出合う楽しみを広げていただきたいと思います。

アンティパストにおすすめのワイン
イタリアでは、数え切れないほど多くのぶどう品種が栽培されており、赤・白ともに産地ごとに個性的なワインが数多く造られています。今日のアンティパストは、イタリアの北から南まで各地の料理が含まれていますので、ワインも北部、中部、南部の産地からそれぞれ1本ずつ、おすすめの3本を選びました。
まず白ワインは、首都ローマのある中部、ティレニア海に面するラツィオ州産の「フラスカティ・スペリオーレ」です。ローマで最も人気のある辛口白ワインで、トレッヴィアーノ種とマリヴァジーア種を用い、輝くような麦わら色をしており、爽やかで清涼感のある香りと若くてフレッシュな果実味があり、口当りはとても上品でなめらか。冷たく冷やして、各種のアンティパストとお楽しみください。
また赤ワインは、まず、北部山岳地帯ヴェネト州産の「サンテピエトロ・バルドリーノ・クラシコ」。伝統品種コルヴィーナ・ヴェロネーゼ種を主体に造られており、輝きのある淡いルビーレッドが美しく、グレープやチェリーの華やかで心地よい香り、渋みは柔らかく、複雑でライトな味わいが特徴。トマトソースを使った料理や魚介料理にもよく合います。それから赤ワインはあまり冷やしすぎないよう注意してください。
そしてもう1本の赤ワインは、南部、地中海に浮かぶシチーリア島(州)産の「シチーリア・ロッソ・テンプル」です。伝統品種ネロ・ダヴォラ種から造られ、ルビー色をなし、太陽の恵を受けて熟したフルーツの香りとバランスのよい力強い味わいが魅力。チーズやにんにくの風味をきかせた肉料理などに適しています。
今回、赤ワインはどちらもミディアムタイプを選びました。けれども産地、ぶどう品種の違いなどからその個性は大きく異なります。それぞれのワインの特性を味わいながら、どの料理との相性がよいかをぜひお試しいただき、その絶妙な味わいのハーモニーをお楽しみください。


〔おすすめイタリアワイン〕

ローマっ子に愛される軽快な辛口白ワイン
「フラスカティ・スペリオーレ、コッレ・パーパ」
Frascati Superiore,Colle Papa

〈ティレニア海沿岸地帯・ラツィオ州産/白・辛口〉
ラツィオ州は、古代ローマ帝国の中心地で、州都は首都のローマです。西をティレニア海、東はアッペッニーノ山脈に囲まれた南北に長い州で、白ワインが多く造られている。なかでもコッレ・パーパの「フラスカティ」は、ローマでいちばん飲まれている辛口白ワイン〔D.O.C.〕。トレッヴィアーノ種とマリヴァジーア種を用い、清涼感のある軽快な味わいで、後味の程よい苦みもここちよい。野菜や魚を使ったアンティパストに合わせて。「トマトとモッツアレラのサラダ」「スモークサーモンのグリーンアスパラ巻き」におすすめ!
商品番号853622 小売税込価格¥1,575
ヴェネト州の伝統を受け継ぐ赤ワイン
「サンテピエトロ・バルドリーノ・クラシコ、ランベルティ」
Santepietre Bardolino Classico,Lamberti

〈北部山麓地帯・ヴェネト州産/赤・ミディアムボディ〉
ヴェネト州の州都は、水の都ヴェネツィアで、東はアドリア海に面しており魚貝類も豊富。ランベルティ社は、「ロミオとジュリエット」のジュリエットが生まれたヴェローナに、1964年設立され、ヴェネトを代表する白「ソアヴェ」、赤の「ヴァルポリチェラ」など、伝統のある個性豊かなワインを生産している。
「バルドリーノ」は、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ種を主体に造られる赤ワイン〔D.O.C.〕。クラシコとは、古くからぶどう栽培がされいる伝統的によいワインを造りだしているぶどう園の一定地区で造られたワインにつけられる。渋みは柔らかく、果実味も豊富にあり、比較的ライトな味わいの赤ワインで、トマトソースや魚介類を使った料理ともよく合う。「カッチュッコ」「トマトのブルスケッタ」「カポナータ」におすすめ!
商品番号819040 小売税込価格¥1,575
太陽の恵を凝縮したシチーリアの赤ワイン
Sicilia Rosso Temple,Rapitala
「シチーリア・ロッソ・テンプル、ラピラタ」

〈地中海沿岸・シチーリア州産/赤・ミディアムボディ〉
シチリアは、地中海に浮かぶ最大の島で、ぶどうの他にも、オレンジやレモンなどの柑橘類、アーモンドなどのナッツ類も多く栽培されている農業が主産業の州。
ラピラタ社は、島の西部に175ヘクタールのエステートワイナリーを所有。この赤ワイン〔I.G.T.〕はシチーリア州でも最も伝統のある品種ネロ・ダヴォラ種から造られ、南のワインらしい熟したフルーツと力強い味わい、バランスのとれた口当りのよさが特徴。「野菜のフリッタータ」「バーニャ・カウダ」「ミラノ風コトレッタ」におすすめ!
商品番号818400 小売税込価格¥1,260

※ご紹介ワインは、全国の明治屋ストアーおよび明治屋オンラインショッピングにてお求めいただけます。


素材の持ち味を楽しむイタリアン・アンティパストで
おしゃれなホームパーティを演出


京橋の明治屋本社ビルにある明治屋クッキングスクールでは、一流ホテルや名料亭の料理長を迎えてのイベント特別料理講習会を開催し、ご好評を得ていますが、今回は日本のフレンチ界を代表するグランシェフ岩月明氏に、イタリアン・アンティパスト(前菜)の本格レシピをご紹介いただきした。

岩月明(いわつき あきら)プロフィール
1938年、愛知県生まれ。'54年レストラン紅花(東京)、'58年ホテル・ニューナゴヤ(現ホテル・ナゴヤキャッスル)、'63年ホテル・ウィルシャー(米ロサンゼルス)勤務を経て、'64年東京オリンピック選手村でヨーロッパ6か国担当シェフとして腕をふるう。翌年'65年に渡欧し、フレンチの修業をはじめ、スイス、ベルギー、フランス、イタリアの各ホテルのスーシェフ、シェフを歴任。'71年帰国し、ホテルパシフィック・メリディアン東京入社。以降フランスの3つ星、2つ星レストランでの研修を通じ、世界のグランシェフたちとの交流を深める。'97年「ホテル・グランパシフィック・メリディアン」取締役総料理長に就任。2002年同執行役員就任、現在に至る。ほかにインターナショナルクラブ・トップグランシェフ日本支部理事、世界的に著名な料理人の研究機関であるエルコフェ協会会員、フランスチーズ鑑定士協会委員、全日本厨房司士協会幹事等を務めるとともに、日本を代表するグランシェフとして講演や専門誌等への執筆など、多彩な活躍を続けている。

 


岩月明シェフに学ぶ「イタリアン・アンティパスト」レシピ

「わが家風カポナータ(野菜の煮込み)」
Caponata alle nostra casa

〈材料4〜5人分〉
なす……1本
玉ねぎ……1/4個
セロリ……1/2本
パプリカ(赤・黄)……各1/4個
ズッキーニ……1/4本
にんにく……1片
〔調味料A〕
 トマトケチャップ……大さじ1
 赤唐辛子……1本
 白ワイン……大さじ2
 水……大さじ2〜3
 タイム……少々
 ロリエ……1枚
トマト……1/4個
塩・こしょう……各少々
砂糖……少々
ワインビネガー……少々
(好みでカレー粉……少々)
ロースハム、黒オリーブ、パセリ……各適宜
●作り方
1. 野菜はそれぞれ大きめの角切りにし、ズッキーニは半月切りにする。
2. フライパンに潰したにんにくを入れてオリーブオイルを加えて香りを移し、なす、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、ズッキーニの順に炒めていく。
3. 鍋に2.を移し入れてAの調味料を加えて煮込み、最後に角切りしたトマトを加え、塩、こしょう、砂糖で味を調える。
4. 盛り付けの仕上げにロースハム、黒オリーブ、パセリを飾る。酸味が足りない場合は、ワインビネガーを加える。

「野菜のフリッタータ(イタリア風オムレツ)」
Frittata di verdure

〈材料4〜5人分〉
じゃがいも(メイクイーン)……1/3個
玉ねぎ……1/5個
ズッキーニ……1/4本
オリーブオイル……少々
塩・こしょう……適宜
卵……2個
パルジャミーノチーズ……大さじ2
トマト……1/3個
バター……大さじ1
オリーブオイル……少々
●作り方
1. じゃがいも、玉ねぎは4mm厚さの角切り、ズッキーニは輪切りにし、オリーブオイルで炒め、塩、こしょうしておく。
2. ボウルに卵をほぐすように溶いてパルジャミーノチーズ加えて混ぜ、皮と種を除いて角切りにしたトマトと1.の野菜も加えて混ぜ合わせる。
3. フライパンにバターとオリーブオイルを熱して2.を流し入れ、きれいな焼き色がつくように両面を焼く。

「カッチュッコ(魚貝類のトマト煮込み風)」
Cacciucco

〈材料4〜5人分〉
鱸(切り身)……1枚(100g)
海老……4〜5本
 オリーブオイル……大さじ2
 にんにく……1片
 イタリアンパセリ……1枚
 赤唐辛子……1本
 玉ねぎ……1/4個
 赤ワイン……1/2カップ
 トマト缶……150g
 塩、こしょう、砂糖……各少々
バゲット(またはフランスパン)のスライス……2〜1/2枚
 オリーブオイル……適宜
●作り方
1. すずきは、砂糖大さじ2、塩小さじ1をすりこんで15〜30分おき、冷水で洗って水気をきれいにふきとり、1切れを4〜5等分にそぎ切りする。えびは殻をむいて背わたをとる。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにく、きざんんだイタリアンパセリと赤唐辛子、薄切りにした玉ねぎを加えて炒め、1.のすずきとえびを加えて焼き、赤ワインを加えてフランベする。
3. 鍋に2.を移し、水少々とトマトを加えて煮込み、仕上げに塩、こしょう、砂糖で調味する。
4. バケットにオリーブオイルを塗ってトーストし、半分に切り2.のカッチュッコをのせる。

「スモークサーモンのグリーンアスパラ巻き」
Salmone affumicato e asparago

〈材料4〜5人分〉
グリーンアスパラガス……4〜5本
スモークサーモン……2枚
オリーブオイル……少々
●作り方
アスパラガスの皮をはぎ、海水程度の塩加減のお湯でさっとゆでて水気をふきとり、短く切ってサーモンを巻き供する。
※アスパラガスのほか、大根やきゅうりでもよい。

「バーニャ・カウダ(オイル・フォンデュー)」
Bagna cauda

〈材料4〜5人分〉
にんにく……5片
 牛乳……1/2カップ
 水……1/2カップ
 オリーブオイル……少々
アンチョビ……3枚
ケチャップ……大さじ1/2
オリーブオイル……大さじ5強
塩、こしょう……適宜
〔野菜〕
きゅうり……1本
にんじん……1/4本
大根……150g
ルッコッラ……4〜5枚
トレヴィス……適宜
●作り方
1. にんにくは皮と芯をとり、鍋に牛乳と水、オリーブオイルを入れて熱したなかに加えてゆがき、2〜3回ゆでこぼしてにんにくの臭みをとる。ゆがいたにんにくは水気をふきとって裏ごしし、刻んだアンチョビ、ケチャップを加えてよく混ぜ、そこにオリーブオイルを少量ずつ加えながらさらに混ぜ合わせ、塩、こしょうで調味する。
2. 器に1.のソースを入れ、スティック状に切った野菜を添える。

「ミラノ風コトレッタ(カツレツ)」
Cotoietta alla Milanese

〈材料4〜5人分〉
仔牛肉(または豚肩ロース肉)……1枚(90g)
 パン粉……大さじ4
 パルミジャーノチーズ……大さじ1
 卵……1個
オリーブオイルまたはサラダ油……大さじ2
バター……大さじ2
レタス……1枚
フレンチドレッシング……少々
レモン……1/2個
塩、こしょう……適宜
●作り方
1. 子牛肉は、塩、こしょうして、パン粉と粉チーズを混ぜ合わせた衣を両面につけてから薄くなるまでたたきのばす。
2. 1.を少量の水を加えた溶き卵にくぐらせて再び衣をつけ、油とバターを入れて熱したフライパンに入れ、弱火にしてじっくり揚げ焼きし、両面をカリッと色よく焼きあげる。
3. 皿にレタスを盛り、ドレッシングを回しかけ、その上に食べやすい大きさにカットした2.を盛り付け、櫛形に切ったレモンを添える。

「トマトのブルスケッタ(クロスティーニ)」
Crostini di pomodoro

〈材料4〜5人分〉
バゲットのスライス……4〜5枚
にんにくバター……大さじ1
トマト……大1個
バジリコ……1枚
塩、こしょう……少々
砂糖……少々
オリーブオイル……大さじ1
●作り方
1. バゲットににんにくバターを塗り、トーストする。
2. トマトは、種を抜いて小さな角切りにし、塩、こしょう、砂糖をふって味をなじませ、1.のトーストの上にのせる。バジリコを飾り、オリーブオイルをふりかける。

「トマトとモッツアレラのサラダ」
Insalata di pomodoro e mozzarella verde

〈材料4〜5人分〉
トマト1個
モッツアレラチーズ
〔マリネ液〕
塩、こしょう……少々
砂糖……少々
オリーブオイル……大さじ1
〔ドレッシング〕
バルサミコ酢……少々
黒こしょう……少々
オリーブオイル……適宜
バジリコ……1枚
●作り方
1. トマトは種を抜き、輪切りにして材料を混ぜ合わせたマリネ液をふりかけ、マリネする。
2. 皿に1.のトマトとチーズのスライスを交互に盛り付け、材料を混ぜ合わせたドレッシングを回しかける。

「パパイヤの生ハム巻き」
Insalata di prosciutto crudo e papaya

〈材料4〜5人分〉
生ハム……大1枚
パパイヤ……1/4個
白ワインビネガー……少々
●作り方
パパイヤの皮をはぎ、種をとって斜め切りし、ワインビネガーにさっとくぐらせて水気をふきとり、細長く切った生ハムを巻き供する。

■明治屋クッキングスクール・インフォメーション
1969年創立の料理教室「明治屋クッキングスクール」では、家庭料理の基本を学ぶ本科、一流ホテルや料亭の料理長を迎えておもてなし料理を学ぶ高等科のふたつのクラスを設けており、日本料理、西洋料理、中国料理、お菓子作りなどをバランスよく学べます。また特別講習会も随時開催しております。
詳しくは、明治屋クッキングスクールホームページ http://www.meidi-ya.co.jp/cooking/ をご覧いただくか、明治屋クッキングスクール03-3271-6640へお問い合せください。